1日1回の搾乳の秘密とは?
ファームエイジでは創業から23年間、毎年ニュージーランドへのスタディツアーを開催してきました。参加された酪農家の方々が特に驚き感銘を受けていたのが、1日1回の搾乳に取り組んでいる生産者の牧場を見学したときのことでした。
いま、ニュージーランドばかりでなくフランスでも、1日1回搾乳が注目されています。これは、高泌乳・多頭数飼養を追い求めた結果、搾乳に追いまくられる生活に生産者自身が疲れ果てたことが主な要因です。
1回搾乳にしたことで生活に時間的な余裕ができ、余裕ができたこで経営の様々な面に目が行き届くようになり事故や病気などの経営ロスを未然に防ぐことができるようになっています。
なによりその牛たちが健康で元気なことがツアーに参加した酪農家の方々を関心させていました。結果として1日2回搾乳の場合と比較しても遜色のない所得を得ているというデータもあります。
疲れ果てているのは、高泌乳・多頭数飼養路線をひた走る日本の多くの酪農家も同じでしょう。
酪農家は何のために酪農やっているのか、と改めて問い直したい思いにかられます。搾乳に追われるためでなく、生活や人生を楽しむための酪農のはずです。原点に戻る勇気が問われているのではないでしょうか。(ファームエイジ:小谷栄二)



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