アニマルウェルフェア(動物福祉)
アニマルウェルフェア=動物福祉とは、家畜や実験動物に対する虐待やストレスを解消し、可能なかぎり健康で健全な生命を守ろうという考え方です。
 この分野では、生物多様性の保全とあわせてEUが世界をリードしていて、2005年5月にOIE国政獣疫事務局(新名称:世界動物保健機構)が「輸送」と「人道的と殺」「防疫目的の殺処分」からなる国際ガイドラインを策定。さらに2010年までには「飼育舎」「飼育管理」についての基準も採択される予定です。これをバネにEUは2006年1月、動物福祉5ヵ年計画を策定しました。
 日本の酪農・畜産家にとって問題なのでは、2010年からEU家畜福祉品質ラベルが上陸することです。
 例えば鶏のゲージ飼いの禁止、牛・ブタの1日8時間以上の戸外開放といった基準をクリアした認証ラベルの対抗力は、残念ながら日本の酪農・畜産業界にはまだありません。
 それどころか、家畜福祉品質という新しいモノサシをもって強烈な批判を浴びせられる事態すら考えられます。
 全農なども対応に動き出していますが、いまこそ、自然の摂理にかなった牛本来の姿を合理的に生かして尊重する放牧について真剣に考えていきたいと思います。

(ファームエイジ:小谷 栄二)
 
copyright © 2005 21世紀の酪農ルネッサンス―酪農の未来と可能性 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
無料ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ